Sing Smile Essence

学校から帰るなり
いつもとは様子の違う、我が息子。


なんだかぼ～っとしているような
考え事をしているような・・・・。


「なんか、いつもと違うね。どうしたの？」
と聞いたら
「別に・・・。」
と無表情に答えた。



キタ～！



『べつに・・・。』年齢が！



内心、ドキドキしたけれど
こちとて
黙っているわけにもいかず
「気になるよ～、どうしたの？」


と聞くも
「言ったからといってどうにもなる事じゃないよ。」



おんやま！
そうきましたか。


『我が子の胸の内を知るのが難しい』
初の体験をしました。



それでもめげずに
あと、３度ほど
ボールを投げてみましたが
全て、空振り。



あんまりしつこくするのもね。
と思って
深追いするのは止めました。



いつものとおり
夕食食べて
団らんして
歯磨きして
眠る時刻になってから
息子が私の側に来て



「あのさ、お母さん、実はあの時ね・・・。」


と言って『見えなかった胸の内』を
話してくれました。



話の内容は
彼なりに心の成長が伺える話でした。
でも、
それを本人は『不安』と捉えていたみたい。



「あなたは不安に思っているけど、それは立派な成長なんだよ。自信を持って！」


と言ってあげたら
にこっと笑って
「うん。」
と応えてくれました。



いつもの息子の笑顔に
ほっとした母でした。