Sing Smile Essence

娘が
国語の教科書を音読しています。



毎日の宿題の中のひとつです。


『アレクサンダとぜんまいねずみ』



物語の中の
登場人物（登場ねずみ?)に合わせて
声色も変えています。




私も
子どもの頃、本を音読するときは
声色を変えていましたっけ。



お芝居ごっこも好きで
作り話を
ぶつぶつ、言いながら
遊んでいました。



お芝居といえば
先日
いつものガソリンスタンドに行きましたら
雑誌のコーナーに
なんと！
『ガラスの仮面』の
上下巻が！


おお！と
手に取り
読み耽りました。




『ガラスの仮面』は
姉がコミック全巻を集めていて
私も読ませてもらいましたが
姉のお嫁入り道具として東京にいってしまい・・・・。
寂しい思いをいたしました。（笑）




何年か前に
『ガラスの仮面』の上下巻が出たとき
是非！買おうと思っていました・・・・・が、買いそびれて、
気付いた時は、
すでに、
書店から姿が消えていました。
きっと
すぐに売り切れたあるよ。



あ～
この上下巻、
欲しい！



ガソリンスタンドの店長さん
売ってくれないかしら。
なんて事
半分本気に思いながら
洗車の行方を気にしながら
読んでいました。



いつもなら
長く感じる洗車が
今日は早い事、早い事。



ちょっと～、
そんなに、手早くしなくていいのよ～。




もし
これが、
あの主人公の『北島マヤ』だったら



「すみません、この上下巻、譲ってくださいませんか？」
と、おずおず尋ねる。

「は？・・・・ちょっと待ってくださいね・・・店長～！店長～！」


意地悪そうな顔した、太った店長がやって来る。
「ん～？このマンガ上下巻を譲れだと～？」



「ふ～ん・・・。今日、これから来る洗車の車を
全部、君が一人で洗いきったら。譲ってあげてもいいよ。ふん。」



「や、やります！私、やります！」



かくして
マヤは、
次から次へと入って来る洗車の車を
手洗いで
洗っていく。
しかも、その日は吹雪！




・・・・・そんな、ど根性は私にはないので
「お客様、お車の洗車、終了しました。」
の
スタッフの声に
素直に
「はい。どうも。」
と答えて



『ガラスの仮面』のページを閉じて
雑誌コーナーに戻しました。
さよなら～。