Sing Smile Essence

昨日の
記事で、

『首里劇場』についての
コメントがありましたので、


懐かしの『首里劇場』について少し、
思い出を語りましょう・・・・。


ちなみに
昨日の記事の写真は
雑誌の表紙です。
雑誌の中では、別段、記事として扱ってはいませんでした。


ただ、
表紙の説明文として
目次ページの隅っこに、小さく

『那覇市首里にある、現存する沖縄の映画館で最古のハコ』
と、ありました。


最古だそうです。


『首里劇場』というと
殿方が、むふふ。と
関心を示すジャンルを上映していると
思われるでしょうが


昔は


ん～、

私が、子供のころは（十分、昔だ。）

結構、いろいろな名作を上映していたようです。

詳しくは、わかりませんが

子供のころの私は

『ガメラ対モスラ』とか
『モスラ対ゴジラ』とか・・・・・・。（はっきり、タイトルは覚えてませんが）

・・・・とにかく

ゴジラシリーズを、よく観に行きました。

ああ・・・・。

ザ・ピーナッツの小人姿が、愛らしかったなあ～。

ところで、

当時の首里劇場。
現在の映画館と、何が違っていたかって
それは
『椅子』です。


現在のような
一人掛けではなく


木でできた、長椅子でした。
はい。
木です。
もちろん、背もたれはありません。


昔、家家の、軒下にちょこんと置かれてあって
ご近所の、おじいちゃんたちが、ヘボ将棋をさす、
あの、長椅子です。


そんな、昭和チックな長椅子が
首里劇場の薄暗い劇場内に、
ずらっと、並べられておりました。


今なら
え～？
信じられな～い、超疲れそう～。
と、
お思いになるでしょうが


これが結構なもんでして。


客が少ない時は
寝そべることができたのです。


私も、寝そべったかどうかは
覚えていませんが

前の長いすに
寝そべって、ちぎりイカを、もぐもぐ食べてた、おっさんの姿は、覚えています。


最高～でしょ！

まるで、自宅にいるがのごとく
リラックスして
映画鑑賞ができるなんて。


現在は、たぶん、普通の一人掛け椅子だと、思いますが、


長椅子の首里劇場
最古にして、最高な、映画館でした。